学校紹介

   
 本校は滋賀県草津市の南東部に位置し、校区内に立命館大学びわこ・くさつキャンパスやJR南草津駅を有することから、学生マンションや商業施設が増加するなどの都市化が著しく進んできている地域に立地しています。

 平成4年4月の開校以来、スクールモットーとして自律、友愛、創造を掲げ、未来の創り手となる心豊かで意欲と実践力のある人間の育成をめざし、学び合い、きたえ合う、活力のある学校づくりを進めています。

 本校の特色の1つは、生徒会活動にあります。玉中宣言「いじめ0(ゼロ) ごみ0(ゼロ) 元気100 意見100!」のもと、いじめをなくすための「心のプロペラ活動」「心のプロペラ宣言」、ごみ減量のための「オスカー活動」、より良い中学校生活を送るための「玉中スマホルール」の策定など、生徒が主体となって取組を進めています。

 また、東日本大震災をきっかけに始まった宮城県塩竃市立玉川中学校との交流も、大きな特色の1つです。平成28年度からはwebカメラでのライブ交流を毎年実施していますし、平成29年度からの3年間は東北方面への修学旅行で実際に出会って交流を深めました。

 さらに、総合的な学習の時間「つながり学習」では、地域で活躍されている環境団体やボランティア団体、立命館大学、パナソニックなどの地元企業、消防署や養護学校などと連携し、生徒たちが主体的、体験的に学ぶ機会を充実させています。

 今後も、生徒が主役となって活躍できる学校、地域と共にある学校をめざしていきます。 
 
沿革

 
校歌

 
日課表

 
  生徒会 

 
部活動



スクールモットー


「自律」「友愛」「創造」
未来の創り手となる心豊かで意欲と実践力のある生徒

【めざす生徒像】
自律:自分を律して、正しく生きようとする生徒
友愛:人と仲良くし、人に喜びを与える生徒
創造:自分らしく努力し、よりよいものを創り出す生徒 

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学び合い、きたえ合う、活力のある学校づくり

   
(1)学び合う授業を創る【誰1人取り残すことのない教育】
①新学習指導要領の趣旨を生かした指導と評価を行う
②学習課題→課題解決(グループ活動)→まとめ・振り返りを定着させる
③生徒の「分からない」に寄り添う
(2)きたえ合う集団を創る【自治力と自己肯定感】
①生徒会活動を充実させる
②学級活動・学校行事・部活動等で自己決定の場面を意図的に増やす
(3)活力のある学校を創る【地域に開かれた学校】
①地域、企業、大学との連携を深める
②学校ホームページを毎日更新するなど、情報発信に努める
(4)未来を生き抜く人を創る【1人1台端末の活用】
①3年間で付けたい情報活用能力を明確にする
②端末を活用した意見交流を積極的に取り入れる

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玉中宣言・スローガン(生徒会)

玉中宣言  「いじめ0 ごみ0
  元気100 意見100!」
スローガン  「心のプロペラを回して
  玉中に爽やかな風を吹かそう!」 

「心のプロペラ活動」
 生徒会執行部、人権委員会、心のプロペラリーダー(注1)が中心となって行う「いじめ0(ゼロ)」に向けた生徒会による活動のことをいいます。6月のいじめ防止啓発強化月間に合わせて心のプロペラ集会(全校集会)を開催したり、心のプロペラボックスを設置したりしています。
注1:いじめや嫌な思いをする人を見逃さず、全力で力になることを宣言した人。心のプロペラリーダーは、制服の胸ポケットに「心のプロペラ缶バッジ」を付けます。

 「心のプロペラ宣言」
一、長所や短所など、個性の違いを受け入れます。
一、相手の気持ちを考えた思いやりのある行動をとります。
一、いじめのない自分もみんなも楽しめる学校をつくります。
笑顔あるれる玉川中学校にするために、これらのことを意識して行動します。   

「玉中スマホルール」
○夜10時以降は使用しない~学習や睡眠時間を大切にするために~
○人の悪口をかかない~友人関係を大切にするために~
○個人情報をのせない~お互いの人権を守るために~
○もし困ったら大人に相談する~トラブルを早く解決するために~

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塩竃市立玉川中学校との交流



 2011年3月11日、東日本大震災が起こりました。報道で見るあまりの惨状に、自分たちにも何かできないかと考えた本校の生徒会は、募金活動などを行いました。そのうち、宮城県塩竃市に玉川中学校という本校と同名の中学校があることを知り、同年6月に義援金やビデオレターを送りました。これに対し、翌年2月に塩竃市立玉川中学校の生徒会から、お礼の寄せ書きやビデオレターが届けられました。
 2つの玉川中学校について調べるうち、両校の校名は歌枕として有名な六玉川の「野田の玉川」と「野路の玉川」に由来すること、そして六玉川に校名の由来を持つ中学校は、全国にこの2校しかかないことがわかりました。
 両校はこの縁を大切にして今後とも交流し、友情を深めていこうと決意しました。
 2014年8月、本校の生徒会代表および校長が塩竃市立玉川中学校を訪問し、「玉川の絆」が締結されました。また、同年12月には、両校の交流に共鳴された箏楽家の麻植美弥子氏の委嘱、作曲家の近藤裕子氏の作詞作曲で、「ひとつになるー2つの玉川中学校のためのー」が完成しました。
2015.5 2つの玉川中学校のための歌「ひとつになる」の吹奏楽バージョンが完成。(宮城県出身の編曲者 髙橋伸哉さん)
2015.7  びわ湖ホールで本校吹奏楽部とニューヨーク・シンフォニック・アンサンブルとが共演し、「ひとつになる」を合奏、合唱した。
2015.9 塩竃市立玉川中学校にWebカメラを寄贈。
2015.11  生徒会長・生徒会人権委員長・校長・2年所属教諭が塩竃市立玉川中学校の立志式を参観。
2016.3 塩竃市立玉川中学校より、生徒会長・副会長・教頭・生徒会担当教諭らが来校。生徒会人権委員会の取り組みとして行った書き損じはがきの回収による収益金を寄贈した。 
2016.6~ Webカメラによる両校の交流を進める。 
2017.6 修学旅行で塩竃市立玉川中学校を訪問、歓迎を受ける。 
2018.6  修学旅行で塩竃市立玉川中学校を訪問。 
2019.6  修学旅行で塩竃市立玉川中学校を訪問。 
2020.6  新型コロナウイルス感染症の拡大により、東北方面への修学旅行を中止。 

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総合的な学習の時間「つながり学習」

   
 環境、人権、防災などをテーマに、生徒が主体的に探究する総合学習です。
 1年生は、「環境」「人権」「防災」の3つの分野で体験的な学習を行い、各自が興味・関心を広げ、今後、自分が探究していきたい課題やテーマを見付けていきます。
 2年生は、「地域」「琵琶湖」「大学」「行政」「学校」の5つの分野に分かれ、専門家の支援を得ながら、フィールドワークやグループ学習を通して、課題を探究していきます。
 3年生は、SDG'sの17のゴールから関心のあるテーマを選択し、これまでに学んできたことや新たに探究したことをまとめ、持続可能な社会の実現に向けて、自分の考えを発信します。
 毎年、11月には「つながり学習発表会」を開催しています。

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